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TOY LABEL ARCHIVES リリースに寄せて (Junpei Onodera 2007.1)

1994年の秋だか冬だか、京都の高校2年生小野寺隼平と滋賀県の高校3年生中島敦は、今は亡き音楽誌「キーボードスペシャル」 をきっかけに知り合い、中島が当時通っていた京都は三条烏丸の河合塾の前で初めて対面する。その日、レーベルを作ろうと 言う話になり、「トイレレーベル」という名前を経て「TOY LABEL(トイレーベル)」が生まれる。
第一弾リリースは95年3月。この間、あの阪神淡路大震災があったことに、このライナーを書いている今気付く。とんでもない時に 作ったものである。

小野寺は1997年リリースのTOY-018 hyperion「solid snaek」を最後にTOY LABELの企画者としての活動を降り、TOY LABELのサブレーベル として立ち上げていたinprinting north releaseとしての活動にシフトする。
1997年である。つまり、実質3年くらいしか関わっていない。

しかし、立ち上げから13年、リリース始めて12年である。干支一周。
実はTOY LABELが10周年を迎えた時に、このDVDの話が上がった。それから3年経過し、DVDに全て詰め込まれた。

時々過去を振り返りたくなる時があって、それは曲作りが上手くいかない時に多く、そういう時には「過去の作品のベストを作ろう」 などと思い立つが、それは自分の作品に限った場合らしい。レーベルとなると参加してくれている他の人の作品があり、人の作品というのは 不思議なもので、懐かしいなと少々思っても、あまり色褪せない。主観と客観の差をまざまざと見せつけられる瞬間である。

過去を見るのは面白くもあり、再発見もあり、恥ずかしさもある。
恥ずかしさにもう一度陽の目を当てる。考えたらとんでもないことである。が、出してしまう。

インターネットとか電子メールの普及前夜、カセットを添えた往復書簡のやり取りにより機能していたこと、元々音質の悪い曲を カセットに収めてダビングしてマスターを作り、更にダビングして販売していたことは、過去に同じようなことをやってきた人にはどのように写るだろう。そういうのを知らない(最初からPCやMP3に馴染んだ)人には、この長年の鈍臭い応酬はどう写るだろう。
13年がDVD一枚に収まるような時代になった今を、13年前の自分に見せたら、どんな反応をするだろう。

このDVDを手にする人がどのような印象を持つのかわからないけど、TOY LABELとTOY LABELに関わってきた人たちが何をやってきたかをほんのりとでも知ってもらえたら嬉しく思う。今なお変わらない部分と、変わった部分と、良い部分と、悪い部分と、恥ずかしい部分と、諸々の諸々が型番(TOY-xxx)で整理されただけのカオスを、日常の隙間に入れ、そして、今と比較するなり、ごっちゃにするなりして、如何様にも遊んで頂ければ幸い。

僕らはその隙に、(ほぼ)全作品の曲間に存在する無音の振りをするヒスノイズに、ありったけの今の仕掛けをとっ散らかし、次の舞台に行きます。
どうぞご自愛下さいませ。

2007.01.19
小野寺隼平(阿僧祗1905/inprinting north release)

 
























































































TOY LABEL ARCHIVES リリースに寄せて (Atsushi Nakajima 2007.1)

「過去」である。

「10年ひと昔」という言葉があるが、これを書いている2007年時点で、TOY LABELは13年目となった。
当時あったキーボードスペシャルという雑誌上で小野寺と知り合い、キモい自作曲を送ったら、小野寺からもっとキモい曲が届いたりして、いつの間にか「テクノ」レーベルとしてスタートしたトイレーベル。自分たちの作っている音楽を世に出し始めたのも、このレーベルを作ってからなので、この13年間を振り返ると、ずいぶん色々とやらかしたなと思う。

こと自分にとってこの13年間、消し去りたい過去は非常に多い。むしろ消したいものだらけである。
おかしいな? 作ったその当時、それなりに満足していたはずなのに? それが自分にとってイケているものであったはずなのに? 90年代前半のテクノや80年代のポップスなど、他人の古い音楽は大好きだというのに、自分のはどうもダメだ。まだ曲を作っている今の自分だけがリアルであり、過去の自分は全て間違っていた。過去に栄光など一つも無いのだ! と、思ってしまう。今が重要なのだ。だから、あまり過去については考えないようにして来た。

それでも音楽というのは、一旦録音すれば死ぬまで残る。むしろ死んでも残る。デジタル時代になって、劣化さえしなくなった。アーティストは録音されたものに対して、あとから何を言っても意味が無いし、どんな言い訳も通用しない。静かに、そしてどんどん過去となっていく作品を認め続けていくしかない。この行為は非常に痛みや苦痛を伴う。最初から一貫してオンリーワンで、ナンバーワンな物を作れる人は本当に羨ましい。

かつて、やしきたかじんがあまり売れていなかった頃、どんな仕事でもやると言って、ガンダムの挿入歌である「砂の十字架」を歌ったことを、現在の本人自ら「人生の汚点」であったと弁明している。しかし、録音とは残酷なもので、どんなに汚点だと弁明しても、音楽は何も変わらなず、普遍的なものなのだ。その普遍的なものに対して、後からああだこうだと難癖つけること自体、醜いことなのである。

では我々は13年経った今、どうあるべきか、何をすべきか?

当時、田舎で金も情報も無い学生だった自分、もちろんセンスもテクもないのだが、何かやりたいという初期衝動だけは人よりあったのかも知れない。そんな状態で、日夜ただひたすらに曲を大量生産し、貯まったところでラジカセでテープにダビングし、コンビニで白黒コピーした変なジャケットを付けてコンピレーションだとかアルバムだと言い張り、500円で売る。カセットテープは包装もせず、京都のパララックスレコード、大津のPIT、東京のマニュアルオブエラーズ、大阪のソレイユといったコアなお店に、申し訳なさそうに置かせてもらう。1本売れたら7掛けで、350円の収入となる。そこからテープ代、コピー代を引く。
そして、通販もやる。実家の住所を惜しげもなくテクノ系のミニコミ誌に載せる。ネットもメールも発達していなかった95年当時、テープが欲しいと手紙に書かれ、郵便小為替とともに入った封筒が普通郵便で実家に届く。親が見ることもある。部屋には生テープが箱買いしてある。せっせとマスターテープからダビングし、ジャケットとライナーノーツを近所のコンビニでコピーし、カセットテープの型にハサミで切り抜いて、ケースに入れる。それをエアーキャップでくるんで発送する。97年までは、小野寺と自分の二人体制で、それぞれの住所を公開していたので、同じ作品でも小野寺の方で作業して発送する時と、自分の時があった。それがトイレーベルだった。当時の他の草の根テクノレーベルも、だいたいそんな感じだったに違いない。

様々なお客さんから通販の依頼があり、その当時の通販の申し込みの手紙は、いまだに全て残している。ダンボール一箱分はある。その時は通販のお客さんだったのに、今ではすっかり親しくなり、色々とお世話になっている人すらいる。そんな手紙の山はさすがに捨てられないし、かといってスキャンしてこのDVD-Rに収録するのも問題がある。もう、このまま火葬場まで持っていくしかないかも知れない。

トイレーベルのメディアは、時代とともに変わってきた。
第1弾のコンピ「TOWER TYPE」をリリースした95年から、カラテクノの1st「空手ガバ一代」をリリースした97年までの21作は、全てカセットテープであった。さすがに途中から、マスターをMDやDATにしたので、音質は向上した。
22作目のコンピ「Believe in the biliquen power」から、CD-Rでのリリースとなる。97年当時、CD-Rはまだ新しいメディアだった。これで市販のCDと同じ売り場で売れると思ったことを思い出す。4倍速でCDを焼き、その間はパソコンに手を触れてはならなかった、そんな時代。
そして99年に入り、大津から川崎に引越し、カラテクノがちょうどクイックジャパンに取り上げられたりしていた頃、初めてCDをプレスする。レーベルとして30作目にして初プレスと、異様に遅れたスタート地点だった。カラテクノの4th「The GODHAND Experience」である。当時はまだまだプレス代も高く、1000枚、ジャケット2Pで30万くらいかかった。それまでのお年玉をこつこつ貯めた郵便貯金を切り崩してプレスした。その後、何作品かプレスしたし、アナログ盤やDVDまでプレスした。中には、段ボールのまま、まだ売れ残っているものもある。見るたびに気が重くなる。でも、だいたいどこのレーベルもそんな感じだと話を聞くと、はからずしも「俺もレーベル運営してる感」を味わえる。

そうこうしているうちにいつの間にやら2006年になった。ここ数年、トイレーベルとしての活動が鈍化している。相変わらず、ライブはやっているし、ペースは落ちたが曲も作っている。2000年に休止したカラテクノも2005年になって復活させたが、リリースとしては2004年1月に出したBUBBLE-BのDVD以降、止まっている。
止まっているのは、予定が無いわけではなく、作業が遅くて、延びに延びているからだ。カラテクノの5thアルバムも、BUBBLE-BのDVDなども、出す出すと周囲に言っているのに出すことなく、1年、そして2年。その間、トイレーベルは10周年となり、その時もトイレーベルのアーカイブ(このDVD-ROMのこと)を出すと言っていたのに、遅々として作業が進まず、 2007年1月現在、もう13周年になってしまったではないか。

そこでこのアーカイブズである。
TOY-001のTOWER TYPEから、再発したらまだ少しは売れそうな最近のものまで収録している。リリースしていないプライベートな作品や、ただ作ってみただけの多くの楽曲、ライブの録音まで収録している。その中には、上ににも書いたが、消し去りたいもの、言い訳したいものは非常に多い。それでもアーカイブに加えるということは、静かに過去を認めることであり、それは痛みを伴う。

しかし残念なことに、このアーカイブ化の作業を終えて、当時のわけの分からない大量の曲も、何度も聞いているうちに馴染んでしまった。感覚が麻痺してしまったのだろうか。今はむしろ、人に聞かせたくてたまらない。
なので、ここで全てを出してみる。それぞれの時代と、有象無象の全てを含めて、この12年間を1枚のDVDにしてみる。これで本当に「すっからかん」になる。
「すっからかん」になってすっきりリセットしたところで、新たな気持ちでこれからもまた曲を作ったりしようと思う。
















































































TOY-001 TOWER TYPE / v.a. (1995/3 out)

[コンピレーションカセット]

記念すべき第1作目。ほとんど小野寺主体で作られる。テクノレーベルとは言えど、全くといってクラブ/DJなシーンとはリンクしないという点では、今もこの当時も変わらない。この当時、まだMSXしか持っていなかった自分は、サンプラーとアナログシンセと単体シーケンサーという「テクノ3種の神器」を自在に操る小野寺が非常に羨ましかったので、すぐに買うことを決意する。作品としては相当まっすぐに作られており、テクノやっていますと言ってもまだ違和感は少ない。 (Nakajima)

アングラアート作品集のあるページを見て思いついたタイトルとジャケ。ライナー、MSXのプリンターにプリセットの
フォント、装丁、とにかく初期のTRANSONICみたいにしたかったんだと思う。
コンビニにカラーコピー機が登場する前夜、汚いモノクロコピーの素材をハサミで切って糊で貼って、またコピー。劣化著しい。音はカセットをマスターにダビングして構成したカセットを元に量産。劣化著しい。
MADMANの曲、元はステレオなのに全体のバランスを取る為と当時の自分の録音環境の所為でモノラルにしてる。最初期はこういうのが多い。悪いことしたと思う。yataregion(DJ椎茸)の「bath torale」は「tamasiirettsha」と並ぶ初期傑作。
「カンッ、カンッ、カンッ」っていうリムショットともスネアともつかない音が延々と続く、氷のような寒さが格好良い。
Z80A「Include」において「ラジカセアシッド」を展開してて、これが当時一部で話題になった。チップチューンという言葉が生まれる遥か前にチップチューンの暴走激突事故を暗示してた名曲。CHRONOはエクスペリメンタルという言葉に影響され、
どっちつかずなテクノを延々とやってたなあというのが今の感想。「FACULA」の構成は悪くない。
全体的に、よく出来たコンピだと思う。
余談。TRANSONIC RECORDSが2004年に出したCD「ELECTRO DYNAMIC VOL.1」を聴いた時に「TOWERTYPEだ!」と思って驚いた。
余談。本作を作るにあたって小野寺宅でミーティングした時に日宇君という人がいたが途中で帰ってしまい以後参加することはなかった。数年後、HYUという名でChildiscというレーベルからデビューしている。
(Onodera)
















































































TOY-002 through? / v.a. (1995/7 out)

[コンピレーションカセット]

小野寺プロデュース。参加者も増え、よりリッチなコンピに。小野寺と小野寺の同級生である清水・戸田による猥談「映像の概念」が収録されているあたりから、既におかしな片鱗が見えてきている。この頃はもちろんネットなどもなく、リリースしたと発表するのは、デジタルビスケットやTECHNO CODE 030といったミニコミ紙のみであった。誌ではなく、紙。こんな時代のカセットテープをまだ持ってる人はどのくらいいるのだろう。自分といえばこのコンピくらいから買ったばかりの初シンセで作った曲が収録されている。(Nakajima)

「Hand Power」より後に出たのはCuePlusの曲を待ってたから。
タイトルも内容も思いつき。何故か「TOWERTYPE」より音が悪くなってるがポップで聴き易い内容になってる、と思う。
何の意識もしてなかったけど。
後にGYRO TRAXで活躍したタナカマリオことSandwich manはまだハードテクノになる前の優しい音。ライヴも出てくれた。
中島のMutingMuteは本当に格好良かった。今思うと何であんな音作ってたのか不思議。まだJOHNMELONとかZ80Aからの流れから見たらカラテクノとかBUBBLE-Bになるのはわかるが。でも名曲かなり多い。CuePlusのBPMの速さは当時衝撃的だった。
やたら速い、というか忙しないリズムと切ないフレーズ、一発でCuePlusとわかる音。「ハチャメチャ学園 生徒会長」はINRで出したベスト盤「魔界列車2001」の冒頭にも収めたけど、未だにインパクトの強い曲で、代表曲「HOMERUN」に並ぶ傑作。CuePlusは今でも大好き。CHRONOは過渡期。ANALIZM「映像の概念」は今聴くととても恥ずかしい。話の内容よりも必要以上のテンションの高さに。
しかし「映像の概念」の話は未だにされる。
ジャケは小野寺の自宅のベランダから南方へのアングル。今は若干風景が変わっている。 (Onodera)

えーと、TOY LABEL全作品アーカイブということで、この度は発売おめでとうございます。
僕の人生に強烈なフックを与えたこの作品、95年ですか、干支一周じゃないですか。
当時の僕と言えば童貞捨てたてでウダツの上がらない16歳とかだったわけですね、HYPER RICHに参加する傍ら、自身のイベント[neji shot]やカセットレーベル[neji records]なんかをやってて、それらをルーツに僕の今の通り名なんかにもなったわけで、そこらでちまちまと音楽活動をしていた僕のところに届いた手紙、そして電話。
ミニコミで紹介されてた僕のところにコンタクトをとってくれたTOYのお二方、そしていきなり参加させてもらう事となりまして、この作品から参加させてもらったわけですね。

当時、この作品の完成版が送られて来て「いやあ、音いいなあ」って思ったのをよく覚えてます。たまたま東京に生まれて東京で活動してるみんなと仲良くしながら活動してた僕ですが、そういうつるみのおかげでちょこちょこ名前は世間に広まったりしてくれたおかげでこういう出会いにも恵まれたわけですが、正直「ああ、大負けだよ、恥ずかしい」って気持ちがいっぱいだったのを覚えてます。
僕はと言えば当時の自分の代表曲「ホームラン」のリミックスを持ってして「ほれ食らえ!」くらいの気持ちだったはずなのに関西でガリっと活動してる皆様方の作品に横っ面をはたかれ、奢りみたいな気持ちを一切なくした衝撃的な日でした。

そんな甘酸っぱい気持ちを思い出すヒスノイズを聞きながら今作品を聞き直すのは非常に恥ずかしい気持ちでいっぱいです。中でも天才児竹下くんのマスターがカセットなのに鳴るQR-10のロービットサンプリングなんかは「時代だなあ」なんて思いながらも聞き入ってしまうのです。

12年前のこの出会いと、そして今再び12年前の足跡を見つめ直せた事に恥ずかしながら感謝を込めて。 (neji)
















































































TOY-003 Believe in the hand power / v.a. (1995/4 out)

[コンピレーションカセット]

中島プロデュース。タイトルは、福岡のテクノレーベルサイジジーレコードの名盤コンピ「Believe in the frequency power」のオマージュ。とはいえ、内容は何の関係もなく、オチもない。何か衝撃的で、聴く人間が嫌がるようなものを作ってやろう、といらん色気を出した結果、ジャケには心霊写真を採用。おばさんの肩から見知らぬ手が出ていて、子供が泣く。でも、そのネタ元の心霊写真本には「この手は吉兆の表れ」と書いてあったので、良いではないだろうか。収録曲もスカム傾向が表れ始めている。すでにテクノレーベルの作品としては脱線。問題作。(Nakajima)

何故か脈々と続いている「Believe in the〜」シリーズ第一弾。BPMに問わずハードでダークな内容。ホラーっぽいというか。
全体的に重たいリズム。EggEaterの曲が怖すぎる。(Onodera)
















































































TOY-004 Believe in the 酵素 power / v.a. (1995/8 out)

[コンピレーションカセット]

中島・小野寺プロデュース。つかみかかるガイコツの絵は、大陸書房の幽霊本からのリッピングで、子供が泣く。とにかく変なことをすれば目立つし、評価されると思い込んでいたので、わけのわからない曲にわけのわからないユニット名が並ぶ。聴き所としてはB面めいっぱいに収録されたパ・リーグ名義のインプロMIX「Tears」で、これを1曲とするならば、郵便を通じて中島・小野寺双方でMIXしあった唯一の曲である。ただし、聞くに堪えない。問題作。(Nakajima)

気持ち悪い。よくこんなコンピ作ったなあと思う。音質向上してるし。
でもこれがTOY LABELの本質かも知れない。
パリーグは中島のベーシックミックスに小野寺がSE的に別ミックスを被せてる。(Onodera)
















































































TOY-005 PAJERO / MutingMute (1995 out)

[中島のプロジェクトであるMutingMuteの1stアルバム]

全曲KORGのDTM音源のX5DRだけで制作。シンセシンセしたパッドの音やディレイ、リバーブなどが機材を買ったばかりの自分には珍しかったので、そればっかり多用するのは仕方がない。「Calm River」は、当時あった雑誌「キーボードスペシャル」にて、CMJKがデモテープを講評するコーナー「GROOVE CONTROL」に送り、採用され、「タイトルがいいが、8分のディレイ使いすぎ」とのコメントを得た。それにしても酵素パワーの次にこれ、という並びもつかみ所が無いが、TOY LABELとしては初のアルバム。(Nakajima)


唐突に登場した感のあるアルバムにしてTOYソロ作第一弾。当時は何も思わなかったが、今になると不思議で仕方ない。
今聴くとテクノでもアンビエントでも何でもないだけになお不思議。 (Onodera)
















































































TOY-006 JUSCOMIXER / nebulizer (1995 out)

[竹下のプロジェクトによるnebulizerのアルバム]

nebulizerとは耳鼻科にある鼻を洗浄する機械のこと。当時、慢性鼻炎だったので。「慢性鼻炎は完治しない」と医者に言われてから通院をやめてほっといたら何か知らんけど治った。
使用機材はYAMAHA QR-10、RY-20、BOSS DR-5、novation bass station。元手をかけずにテクノを作るためには…と考えたのがリズムマシンをシーケンサーにしてMIDIで同期させてもう1台を鳴らす方法。別にいたって普通な選択ですが。これをラジカセで一発録り、ラジカセのインプットの仕様上(11曲目を除いて)モノラル録音。このテープの選曲が今でもnebulizerのベストだと思う。
とにかく、キックが太いほどカッコいいと思い込んでそうしている。ハードミニマル全盛のときだったのでしかたがない。あとTB-303の実機は未だに高いけども、当時の欲しいけど手が届かない思いからのアシッド指向が見て取れる。bass stationはいいかげんなシンセだったけど、MIDI制御で安くてほんと重宝しました。 (Takeshita)

「ahem」はエンディングな匂いがする曲なのに冒頭に来てて驚く。というかリズムがかなりメリハリ
あるのに捉えどころがないアルバムになってる。bath toraleの別バージョンが後のDJ椎茸を暗示。(Onodera)
















































































TOY-007 ROBOTCH / v.a. (1995 out)

[コンピレーションカセット]

中島プロデュース。一通りスカムなコンピに飽きて「ポップなものを作りたい」とコンパイル。ジャケイラストの謎のキャラは小野寺がロボダッチからインスパイヤされて制作。収録曲もポップさ加減を意識してセレクトした。が、当時ミニコミのデジタルビスケットの石鍋さんからは「こんなにポップだとテープで出す意味は無い」と言われ、悩むが、いくらポップとはいえ会社帰りのOLが梅田のソレイユとかに寄ってこんなカセットテープを買っていくとは思えない。
「PURE-TECHNO」は、当時最終号を迎えて終わったMSX-FANに掲載されていた曲で、えらく格好よかったこの曲の収録依頼を送ったのがkoumeさんとの初コンタクトとなる。もちろんMSXの音源オンリー。SHORT CUT FREAKSは送られてきたデモテープより。ゴリラ先生はCuePlusの別名義だと思っていた。(Nakajima)

傑作。TOY LABEL入門盤にして、後のナードコアに繋がる音であり、更に現在の音のルーツ。
MSXのデータロードに始まり、ひたすら怒る武田鉄也と京阪バスのサントラは後のBUBBLE-Bを暗示、おっか〜あさ〜んなブレイクビーツにサイボットなループはナードコアに繋がり、氷原を走る球体のサントラは切なく奇妙で小野寺の真骨頂、狂気のMSXジャズは今なお精力的に活動するkoumeさんの本質、CuePlusのハイスピードポップテクノは力強く、ゴリラ先生はハードコア最高峰。外れなし。
ジャケにはスクリーントーンぺたぺたなオリジナルロボの絵とロボダッチのパンフレットからのフォントをハサミ+ノリでサンプリング。後にリリースされる「ROBOTCH2001」においてサカエコウヘイさんが手掛けたジャケが、このロボのトレースのようでとても嬉しかった。(Onodera)
















































































TOY-008 LAST RESORT / CHRONO (1995 out)
[小野寺のプロジェクトであるCHRONOの1stアルバム]

小野寺が公に向けて出した初めての単独作。タイトルは当時あったゲーム機NEO-GEO対応のシューティングゲームのタイトルより。また、ニューウェーブバンド・ミンカパノピカのアルバムタイトルより。
「OceanGraph」はハードコアアンビエント。未だに大好きな曲。「bonite-opus」はなかなか上が決まらなくて、何となく鳴りっ放しの音を乗せたらはまった。初めてシューゲイザー聴いた時にこの曲思い出した。
「palm」は「neonate opus」という別タイトルがある。キラキラした音はSH-101のサンプリングループをサンプラーで定位ずらし。この曲、今は亡き音楽誌・キーボードスペシャルの「CMJKのグルーヴコントロール」というデモテープ投稿コーナーでCMJKに「うーん、メディアの犠牲者だなあ」と評された。テープに添えた手紙に「UFO OR DIEをサンプリングしてる」とか書いたからだと思う。
ほんのり話題になった。「palm」はいつかリミックスしたいと思ってる。中島お気に入りの「PAO!」は別バージョンあり。「yucca」は構成バランスが凄く良く、未だに大好きな曲。「archery」はMIND DESIGNというテクノユニットの曲に影響を受けてる。後半のうねった切ないフレーズの入り方はモロ。
「LAST RESORT」は作った当時はやっつけ感があるように思えたけど、今聴くとそうでもない。ベルの音のフレーズの感じ、今でも大して変わらない。gasoline taxy(DJ椎茸)のリミックスはオリジナルとは対照的なリズムで格好良い。
このアルバムを仕上げた時、やたら達成感があった。(Onodera)

小野寺の環境はこれまでずっとモノラルで、それがある意味小野寺楽曲の空間感を殺していて非常に勿体ない所があったのだが、この作品の前後からステレオ録音になり、独特のハイファイ感が堪能できる。OceanGraphは名曲。(Nakajima)















































































TOY-009 LOOPGRAPH / Z80A (1996 out)

[中島のプロジェクトであるZ80Aのアルバム]

Z80AとしてTOYで初めて出すアルバムであるが、この頃はMSXで曲作りしていた時期としては末期。これまでBASICで作っていたのを、専用のOPLLドライバーっていうソフトでやり始めたので、音色の感じがちょっと違う曲がある。ミニマルでスカスカなループが延々続くような曲ばかりを収録している。(Nakajima)

ずっと聴いてたらMSXでやってることを忘れるくらい、とても良く出来たテクノアルバム。
派手さはないけど音楽/音色の作り方が上手い。リチャード・ジェームスのRephlexっぽい。(Onodera)
















































































TOY-010 power glove / CHRONO (1996 out)
[CHRONOの2ndアルバム]

前作「LAST RESORT」から4ヶ月後に作った2作目。ジャケットが投げやりすぎて恥ずかしい。
このアルバムに収録した曲のほとんどが作った時のことをあまり覚えていない。「WAKKA」「TRON BEAT」「O次郎」は立て続けに出来たなあとか、「Plu Elu」(別バージョンあり)はReloadっぽいなあ、とかそのくらい。
「LAST RESORT」に比べて作り方が向上してる。全体的にはっきりしたリズムで今の阿僧祗1905よりも踊れる音かも知れない。
でも小野寺自身は「LAST RESORT」の方が好きだったりする。妙に希薄というか、宙に浮いてるというか。
「volley」は大好きだけど音が遅れてる。手直ししたかった曲。(Onodera)

前作よりも4つ打ちの楽曲が多くてダンサブル。全体のまとまりがよく、聞きやすくできている。ケンイシイでいうとこれがJelly Tonesといったところ。こういった4つ打ちトラックをもっと聴きたいと個人的には思う。(Nakajima)















































































TOY-011 Macinego Trax / Z80A (1996 out)
[Z80Aの2ndアルバム]

とにかく乱暴に、書き殴るように曲を作って、乱暴なパッケージングをしてやろうとして作ったZ80Aのアルバム。ここにある曲全曲で2日かそこらで完成させた。ピーガーという音はラジカセとMSXをハウリングさせて、その間にディストーションを挟んでEQで音程を変えたりしたもの。そういった乱暴感とか即興感みたいなものをMSXで出そうとしたのだが、ワンアイデアで引っ張るのはやはり退屈なものしかできなかったようだ。(Nakajima)

「ラジカセアシッド」を多用した激しいアルバム。普通の曲もBPM速い。
京都の某レコード屋に行くと、きっと今でも「ラジカセアシッド」の話をされると思う。(Onodera)















































































TOY-012 Garden on napalm / v.a. (1996 out)
[コンピレーションカセット]

小野寺が立ち上げたレーベルinprinting north releaseの第一作を出した後に作ったオムニバス。タイトルはKEN ISHIIの「GARDEN ON THE PALM」のもじり。
このコンピ、音響とかノイズとかストレンジとかがちょっと流行りだしてて、そういうのを意識してやりたかったんだと思う。
阿僧祇は今の阿僧祗1905でなく、勢いだけの音楽をやるのに使ってた頃。夕張夕張夕張夕張の曲は中島と小野寺の電話での会話を録音してた
中島による気持ち悪い曲で、曲がどうこうよりも話の内容だけで入れた。「どうやったー、自分」。話の内容は「LAST RESORT」のライナー参照。
MICHIHIRO SAWADAはTRANSONICのオムニバスにも参加してた人。重たいリズムが妙な拍子の展開にかかってる珍曲。とても格好良い。
タイトルは「特にないので勝手につけて下さい」と言われたので小野寺がつけた。小野寺「ult」「水面扇」「sunhsahlla」は音が悪い。曲は好きなんだけどミックスが酷い。あとCHRONOを名乗っていない。
nebulizer(椎茸)の2曲は大変格好良い。初めて聴いた時ぶっ飛んだ。
hyperionことCHEWING(ややこしい)は亜空間のようで大変格好良い。squiggle(椎茸)の辰吉ACは未だに尾を引く衝撃作。
LOVE Peaceは怖いアンビエント。ClearSeaはCuePlusの変名。捉えどころのない奇妙な曲。これとMuting Mute「MILLIO」の気持ち悪さはこのコンピの象徴。
久しぶりに聴いたら、音質の悪さもあって、思った以上に物凄く気持ち悪かった。変な音というより気持ち悪い音と雰囲気。特に後半が狂ってる。
何を思ってこんなコンピに仕立てたのか、当時の自分は何を考えてたのか。
しかし自分は未だに言葉として「Garden on napalm」を引き摺っている。(Onodera)

小野寺プロデュースのコンピレーション。このコンピの制作以降、小野寺は自身のレーベル「inprinting north release」での活動に本腰をいれるため、TOYとしての企画はこのコンピがラスト。
出来たときはthrough?を作った人間がコンパイルしたな、とすぐに分かるような小野寺臭を感じた。全くタイプの違う曲が集まっているにもかかわらず、全体的に気持ち悪くまとまっている。残念なのは音質。録音レベル自動調整みたいな機能が働きまくってキックが入ってくると急に音量が小さくなる。
MILLIOは電気ストーブの網の部分を叩いた音に音階を付けた曲。ああいう気持ち悪い曲はいまだに小野寺にウケが良い。(Nakajima)















































































TOY-013 Impedance Musica Vol.1 / v.a. (1996 out)
[コンピレーションカセット]

中島プロデュース。TOYの過去の音源からセレクトしたコンピレーション。結構暗めの楽曲が多いのと、ダメおやじが部屋の隅っこで「とうとうわしも気ちがいにされてしまったな・・・」とつぶやいているジャケットが、来る者を拒み、去る者を追う。MindTerminationはシンセを買って初めて作った曲。サンプルがズレてもお構いなしなのは仕方がない。(Nakajima)

中島が急に過去曲集を作ったのがこれ。vol.1だけ。中島がコンパイルした「TOWERTYPE」という感じなような違うような。
nebulizerが鬼気迫る楽曲。「Mind Termination」はGammaLevelをサンプリング。(Onodera)















































































TOY-014 妨害電波新聞社 / v.a. (1996 out)

[neji recordingsとの共作によるコンピレーションカセット]

中島プロデュース。良くも悪くもハイパーリッチの影響を受け、そしてマネしたくて仕方なかったからこんなコンピが出来上がった。A面はTOYで、B面は現JASCOで活動するねじ氏のレーベル、neji recording作。
最初からヒスノイズがひどいが、これはわざわざヒスノイズだけ後からオーバーダブしたもの。何のために…。冒頭のナレーションはNHK-FMのジェットストリーム。A面は全曲ドンシャリになるようなマスタリングを行っているのだが、度が過ぎていて音質を悪くしている。
B面のnejiサイドはどの曲も素晴らしいと思う。変名のオンパレードながらも当時の日本のハードコアテクノシーンで自分が好きな人が勢揃いした夢のコンピだった。(Nakajima)


96年、東京でnejishotというイベントとnejirecordsというカセットレーベルをやりながらTOY作品に参加していた僕はイベント等でご一緒したTOYクルーと、コラボのお誘いを受け、この作品は誕生しました。
もうね、何をとっても色んな方向に「過激」であるこの作品。若さ故か時代故かわからないけれど、青さと勢いを兼ね備えた作品じゃないでしょうか。僕自身はCuePlusとしてTOYサイドに収録もし、nejiサイドでもまた参加する自分的贅沢作品。言ってもいいのかよくわからないので控えてみるけどあんな人やこんな人が参加してたりします。僕が中退した高校での唯一の友人も参加したり、何故か僕が嘔吐してる音声が入っていたり(何故か嘔吐の予感で気分が悪くなりながらDATとマイクをセットしてた風景は今でも思い出せます)、とにかく過激且つ思い出深いこの作品、nejiサイドのことばっかり言っちゃいましたが、TOYサイドも含めてなんだか当時の思い出とここから始まるひとつの時代に対するワクワク感への初期衝動がたっぷりつまった作品じゃないでしょうか。
2007年、11年前の今作品にまたひとつ喝を入れられた気になったりならなかったりしました。 (neji)


neji recordsとのスプリットコラボとか表面的にはHYPER RICHに影響受けてるなーとかそういう次元でなく狂ってる。
音質も悪くて、意識せずノイズとかスカムとかジャンクになってる。個人的には「GARDEN ON NAPALM」と双璧、と思ってる。
それにしてもnejiサイドの音質のヘイトさが懐かしくも新鮮。潰れるギリギリのクリアっぷり。カセットの音じゃねえよ。(Onodera)
















































































TOY-015 nebulized editiones / nebulizer (1996 out)

[nebulizerの2ndソロアルバム]

おもいっくそエヴァンゲリオンのサンプルから始まるのは96年なのでしょうがない。このテープは軽い曲を簡単にまとめたもので、前作みたいに気負いがない。QR-10だけで勢いでやったものが中心。
YAMAHA QR-10は、本来はギター練習のバッキング用の機材みたいだけど、サンプラーが付いていてリズム専用の1トラックと他3トラックの計4トラックのミュートボタンつきシーケンサーがある。これだけあれば十分使える。
サンプラーは3段階のサンプリングタイムが選べて、その音質劣化もSP1200とまでは言わないが味があってよかった。シーケンサーも手動で切り替えるんだけど独特のモタり感があってグルーヴィ。グルーヴコントロールしました。リズムトラックが1トラックなので、ハイハットのみミュートするとか音量調節できないのが難だけどそこは、打ち込みパターンをたくさん作って対応。
QR-10を2台同期させてミキシングしながら走らせたら、DJファンクのような格好いいゲットーベースが作れるはずなのでこれを見た人はぜひやってみてください。BOSS DR-5のインプットにアンプシュミレーターみたいなのがあって、そこに突っ込んでブレイクビーツを鳴らせば高音が強調されてより良い。 (Takeshita)

「pshaw」が大好き。初めて聴いたのが滋賀でライヴをやった時で、えらく衝撃を受けたのを覚えてる。(Onodera)
















































































TOY-016 Fake Rose -偽りの薔薇- / v.a. (1997 out)

[妙な歌物コンピレーションカセット]

中島プロデュース。変なことをすればそれはサブカル的に認められる、みたいな考えが極まり、ニセロックバンド「LOVE-LIST」を中心に歌ものばかりを集めたコンピを作ろうと無理矢理制作した1作。タイトルは黒夢のFAKE STARと布袋の雨と薔薇の合体(どうでもよい)で、ロックっぽさを出そうとした意欲作。もはやTOWER TYPEの頃のテクノレーベルとしての面影すらない。

LOVE-LISTは中島・中住・福井による嘘ロックバンドで、楽曲はすべて中島がW-30で制作、中島自宅にて親が買い物に出かけている間にボーカルを録音したりした。異様にクオリティが低く、学生ノリの嫌な部分が全開になっているのも本作の特徴なのだが、中住によるデランジェのコピー曲だけはガチ。また、謎のバンド「びす げいでぃす」はボーカルが暴走族とツルんでいて怖いヤツ(面識ナシ)だそうなのだが、この曲のポジティブさからはそんなことはみじんも感じさせない。走り出すのさー! これはなぜか瀬田のPITで置いてもらっていた。(Nakajima)

「Fake Rose」のライナー・ノーツを書いてくれ。中島からのメールが来たとき正直言って頭の中を?が乱れ飛んだ。「何故に俺?あれってコンピものだったはず・・・。」などと思いつつも当時のカセット・テープを引っ張り出す。「1、2、3・・・アレ?」全14曲中、俺が何らかの形で関わった曲が7曲・・・ということは実に半分。TOYの作品中、最も酷い作品の一つと思われるこの「Fake Rose」にここまで関わっていたことを、約10年経って認識させられた次第だ。最初から最後まで自分の好きなことを好きなようにやっているという非常にワガママで一方通行なアルバムだが、だからこそ各アーティストの個性が爆発した音になっている・・・ということにしておいてほしい。(Nakasumi)

歌物コンピ。酷い、非道すぎる!!!!!!!全編一発録り。音質が半端に良いから余計に酷い、非道すぎる。
パパブータン映像mixの「先生、出番でーす」は小野寺の声。何の時の台詞だっだか忘れた。
小野寺はANAL VUH/ANALIZM/ult-CluCluで参加。ANALIZMは「through?」に続いて若気の至りなんておこがましくて言えない。歌じゃないし。(Onodera)
















































































TOY-017 風のアルペジェーター / v.a. (1997 out)

[Neuro Net Recordingsとの共作コンピレーションカセット]

96年当時、情報系の大学生で、周りよりも早くインターネットに触れていた自分は、当然テクノ関連の情報を探すのだが、まだ個人のホームページというもの自体全然無くて、情報は「Japan Edge」か、テクノヘッヅMLがメインであった。そんな中、インターネットを介したテクノレーベルがあると知り、色々と情報交換をしている中、そのテクノレーベルである「NeuroNet Recordings」主催であった秋山さんと知り合い、作品を出るたびに聞かせてもらっていた。
そうやってインターネット黎明期におけるネット上のテクノ仲間みたいなものがこれまでのTOY界隈とは全く違うところで広がっていき、そこでNNRとコラボする話になり、出来たのが本作。
風のアルペジェーターというタイトルは、風のアルペジオという円弘志の曲のもじり。原稿用紙に偏執狂みたいに点を打ちまくったジャケは小野寺によるもの。何を考えているのか分からない。
楽曲的には、幼稚で実験的でハードなTOYサイドと、クオリティが高くクラブという現場に近く音質も良いNNRサイドが混ざり合った独特の空気となった。WarpingAllergenの楽曲は素晴らしく格好良いと思う。
秋山さんは2005年2月に他界された。この作品を秋山さんとコラボすることができて本当に良かった。(Nakajima)

ult-CluCluで参加。あとジャケ作った。NNR側の選曲に比べてTOY側の音がもっさりしてるのは気のせいだろうか。音の空気が違うというか。(Onodera)

1994年。当時神戸に在住しシステムエンジニアを生業としていたオレは、インターネットを使って日本でもシーンが勃興しつつあったテクノに関する情報を収集していた。その過程で調布市在住の秋山智俊君という青年と出会い、情報交換を始める。彼とネットを介して交流するうちに「テクノのメーリングリストが欲しいね」という話になり、以前から交流のあった著名ネットワークエンジニアの蛯原さんにTechno-Heads Mailing Listを作成していただき、秋山君と共にその立ち上げメンバーとなった。同じ年にTOY LABELが活動を開始していたことを、その頃のオレはまだ知らない。
Techno-Heads MLの始動と前後して、秋山君を中心としたオンラインテクノレーベル、 "Neuro Net Recordings"(NNR) が活動を開始。作品をネット上で公開すると共に、「活動電位(Active Potential)」の名の下にシリーズ化されたカセットテープというフォーマットでもリリース。オレも幾つかの作品を寄せた。初期からのNNRのメンバーに京都のドラムンベースユニット "Warping Allergen" がいたのだが、彼らとの交流を通じてオレはTOY LABELの存在を知った。盛んに彼らはTOY LABELのことを凄い凄いと言っていたような記憶がある。オレが中島君と直接出会ったのも彼らからの紹介によるものだった。中島君から「空手ガバ一代」のテープをもらったように記憶している(蛯原さん経由だったかも知れない)。その後、TOY LABELのテープをまとめ買いした記憶も。
TOY LABELもネット上で活発に活動していたので、自然とTechno-Heads MLやNNRとも交流が出来る。その結実が1997年の「風のアルペジェーター」。そう、この作品集は "TOY-017" となっているが、「活動電位・10」でもある。TOY LABELとNNRとの共同制作として世に送られた作品集なのだ。
ここに収められた曲は、10年近い時の流れを経て、全く古びていないもの、時の流れを感じさせるもの、さまざまであるが、全てが珠玉の作品だ。時を経てオレは二児の父親となり、秋山君は2005年の2月にこの世を去った。あれから随分遠くに来てしまった感がある。TOY LABELも全作品をアーカイブしたDVDをリリースするということは、集大成を経て新たな方向を目指すのか、それともこのまま突き進むのか。興味は尽きないところである。 (Oda (Neuro Net Recordings Tokai))
















































































TOY-018 solid snaek / hyperion (1997 out)

[高田和弘のプロジェクトであるHYPERIONのアルバム]

まずはお二人とTOY LABELにお礼申し上げます。
hyperionを世に出るきっかけを作っていただいたんですから。

当時友達から借りたSFマガジンにハイペリオンという短編小説
が載ってまして、話の内容は覚えてませんが名義はそこから取りました。ソリッドスネークはもちろんメタルギアです。eとkは意味なく入れ替えてます。内容の方は当時デトロイトテクノのダンカーティンが好きでしたので、そんな感じで作りました。機材はエンソニックEPS+1台です。これがすごく良い機材でした。特にプリセットのストリングスがサイコーに好きでした。リズムも808とか付いてて良い音で鳴ります。エンソニックEPS+はそれから2〜3年後に壊れてしまいました、残念。
当時の自分はフリータしてましたから時間だけは好きなだけありましたので本当に納得するものを時間を気にせず作れました。hyperionは一番自分が気に入ってる作品です。

このようにまた皆さんに聞いてもらえるきっかけ与えてくれたTOY LABELに感謝いたします。ありがとうございます。 (Takada)

hyperionこと高田君とはエクスペリメンタル系の音で気が合う。出してくる音も凄く好感持てる。それにしてもどこまでも掴み所のない音。
小野寺はジャケとライナー製作に協力。で、今作品を最後にTOY LABELの企画者としての活動は降りた。(Onodera)















































































TOY-019 THE-O / Makoto Nakasumi (1997 out)
[中住誠のプロジェクトであるTHE-Oのアルバム]

TOYの曲をDVD-ROM化するにあたって、中島からライナー・ノーツを書くよう依頼をもらった。「あれから10年近く経つのかよ?」と思いながら、当時の作品(と呼ぶのも恥ずかしいが)を聴き返している。ギコチナイことこの上ない演奏のギター、ピッチのズレたヴォーカル、稚拙なアレンジ、最悪のサウンド・プロダクション、おまけに閉鎖前の博物館動物園前駅内で撮ったペンギンの壁画のジャケ・・・まともな要素なんて見つからない。また当時発売したカセットテープに記載された<オラオラオラオラオラ判ってんのか?この重低音>という文句は「判るわけねぇよ。判る奴、見てみたいわ。」と自らを反省させる十分な材料になっている。しかし誰かに文句を言おうにも、どれもこれも自分が蒔いた種・・・。こんなものを今更復刻させるとは・・・。中島よ、これは一体何の罰ゲームなんだい?
 当時の俺はそれまで組んでいたバンドを解散して、宅録に専念していた。いつバンドを組んでもすぐライヴが出来るように、と書き溜めたのがこのTHE-Oという作品だ。本来はこのTHE-Oという名前は新しく組むバンド名になるはずであった。しかし、いつまで経ってもバンドが活動し始めることはなく、「ま、いいや、(作品の)タイトルにしちゃえ。」と
使ってしまった経緯がある。また、4トラックのカセットMTRに収めたボロボロの音を、中島がポータブル・MDプレーヤーにアナログで何度も何度もミックス・ダウンし直してくれた様子を今でも鮮明に覚えている。
「全く・・・こりゃ、酷いな。」苦笑いしか出て来ない作品だけど、あの時の俺にはこれが精一杯だったんだ。 (Nakasumi)

Overtakeは未だによく口ずさむ。(Onodera)

Overtakeはまだバンドをやっていた頃、お互い高校生だった頃に自分が楽譜を書いて渡した曲であり、それをずっと大事に演奏してくれているのは嬉しい。中住は独特の声のボーカルをしている。激しい音のハードロック調の曲が良いと思う。(Nakajima)















































































TOY-020 Solty Dogs Against The Beer / Sparky (1997 out)
[koumeのプロジェクトであるSparkyのアルバム]

これが世に出てから10年経過した。
ということは、僕が曲を作らなくなってから10年が経過したということでもある。
別段曲作りが嫌になったわけではなく、 2000年より始めたDJが楽しいという事にかまけているだけで今年こそは曲を作るぞ!
という目標も狼少年状態になって久しい。
当時はいわゆるインターネット環境を自宅に持たず、MSX FS-A1GT + Yamaha Cs1xでしこしことMMLで曲作りしていた。このころはbpm80から120の間をふわふわと泳いでいた。柔らかいモラトリアムな音色。
また、ろくな録音機材もない頃にVHSの音声トラックに入力して録音していたためVHSテープ特有のジッターが乗っている。
また、現在のような商業的職業についていたわけでもないためよく言えば毒されず、悪く言えばマスターベーションに近いことを数日かけてやっていたので今の商業的思考になっている自分が曲を作ったらどうなるのか、という期待も自分に対してあったりもする。
それまでは、これを観たり聞いたりすることで生暖かく苦笑していただければ幸いである。

今年こそは曲を作るぞ!
2007/01/15 15:00 (Koume)


TOYで唯一のおしゃれなアルバム。koumeさんはMSXでの楽曲製作も凄いけど音楽的な深みがある。素敵。
中島(NKZM)にしては珍しいアプローチのリミックスをしてて、聴き直したら非常に良かった。(Onodera)

TOYで唯一、誰に出しても怪訝な顔をされないであろうアルバム。エロいコード進行満載である。リミックスは当時NNRで作品を発表していた西村強氏、ヲノサトル氏らとjuicy zone productionをしていたgwm氏、そして自分。(Nakajima)
















































































TOY-021 空手ガバ一代 / KARATECHNO (1997 out)

[中島のプロジェクトであるカラテクノのアルバム]

カラテクノの1stアルバム。本格的に機材をMODに乗り換えて、それで全曲作ったため、これまでのMutingMuteなどとは全く違う音で、突然脈略無くこういったハードコアでローファイな音になっている。当時何を考えていたかというと、まずハイパーリッチの影響があって、あとATARI TEENAGE RIOTやEC8ORとかのDHR勢の影響もあり、ハードでドンシャリで、かつロービットサンプルみたいな音が一番格好いいと考えていた。そんな自分にとって、サウンドブラスター16のIBM-DOS上で動くFastTracker2は「やりたいことが全部できる」夢のソフトだった。何もしなくても音がザラザラなのはとても格好よかった。
で、この当時は、カラテクノという名義ではあれど、歌謡曲をひたすらサンプリングしたりと、まったくもって無節操、展開も曲名も意味不明。というか、意味無し。これがレイヴだと思っていたから仕方がない。アホにサンプラー渡したらロクなことがないという典型みたいなもの。かろうじて1曲目の頭に「その名は極真」というSRSの立木文彦ボイスがあるだけで、後の曲はすべて空手とは関係なし。この路線は後にスピードロリータへと引き継がれていくことになる。
カセットテープは今は無き大阪・梅田のソレイユでよく売れた。(Nakajima)

無節操でハードコア。HyperRichの影響大やなあと思いながら聴いてた。MUSASHIが唐突。
中島はこの頃からライヴが急速に格好良くなっていってた。(Onodera)

新宿のクラブ「音」で開催された「OFF THE TRACK HARDCORE」
で中島氏から直接テープを購入(笑)
ひたすらノイジーなトラックと節操の無いサンプリングが衝撃的だった。
多分色んな人の聴かせたい、と言う勝手な思いからだと思うんだけど当時働いてたキヲスク(@新宿駅校内)でよく爆音で流してた。
問い合わせと同時に苦情も凄かったです(汗)  (DJ CHUCKY)

 
















































































TOY-022 Believe in the biliquen power / v.a. (1998 out)

[コンピレーションCD]

ビリーブインザシリーズ(?)の第3弾は、ビリケンパワー。フリケンシーパワーと近い語感でビリケンなのと、通天閣のビリケン様をかけている。このコンピの特徴は、1曲おきに色んな人の「ビリーブインザビリケンパワー」というボイスが収録されている点。普通に大学時代の同級生の声なども混ざっている。ちなみに、LOVE-LISTの「パパブータン」で「頭が悪いーー!」と絶叫している男(ブータン)は、ここで「ビリテンパワー? ビリテンパワー?」と何度も言い直している男でもある。
当時はあえて全く違う曲調のものだけをできるだけバラバラにして、ちぐはぐに収録しようとしていたため、収録曲的にもバラエティに富んでいる。エックサー俊樹ことホイさんの変名曲から始まり、DATゾイドやドン・レオパル(レオパルドンの変名。また、「東京ジャングル」はアナログとはバージョンが違う)といった、当時始まっていたスピードキングつながりでの収録が目立つ。SkyfusionはMOD界の人気アーティストでTOYに参加した中で唯一のアメリカ人。このコンピをアメリカに郵送して本人に届けたら、「I like it」と言われた。どの辺が気に入ったのだろう。
ジャケットはハンドパワー以来の心霊写真。二人のおばさんが抱き合っているのに、足が5本ある。怖い。ケースは緑色の透明ケースをわざわざ日本橋で大量買いしていたが、大変面倒だった。コンピレーションとしてはもっとも気に入っている作品かもしれない。(Nakajima)

CD-R移行後第一弾。「ナードコア」前夜。バラバラな曲の集合なのに妙に統一感がある。また各曲秀逸。(Onodera)
















































































TOY-023 地上最強のカラテクノ / KARATECHNO (1998 out)

[カラテクノの2ndアルバム]

1stとはうってかわって、マトモな展開のハードコアテクノが中心。大山倍達ボイスも頻繁に登場し、ジャケなどから「地上最強のカラテ」などの三協映画への傾倒が見られるような気がするが、中身はそうでもない、何とも中途半端なアルバムだが、「100% KYOKUSHIN SPIRIT」や「FIST」など、後の路線の土台とも言える曲を収録している。
この頃はIndustrial StrengthやBLOODY FISTなどの影響を受け、ギターのリフをヌンチャクからサンプリングしたりする。しかしながら、テイトウワのテクノヴァをサンプリングした「ノヴァノヴァ」など、当時何を考えていたのかよく分からない曲も収録。「X」はレオパルドンの曲のリミックス。1stのローファイさみたいなものも一通り飽きてきた頃。
この頃(1998年)、GROOVEの付録CDに「100% KYOKUSHIN SPIRIT」が収録される。(Nakajima)

勢いを増していく中島の活動がすげえなあ、音が段々格好良くなっていくなあと思ってた頃。
「最破」「m.o.unlimited」が好き。(Onodera)
















































































TOY-024 ネブライザー初期作品集 / nebulizer (1998 out)

[nebulizerの2枚組アルバム]

お買い得!!このCDは2枚組です!!
トイレーベル初の2枚組作品ということで、当時のネブライザーへの力の入れ具合がわかる、なんつって。
当時は友人もなく、デモテープ作るくらいしかすることがなかったので毎日何かしら作ってたように思う。
そういった気持ちの悪い情念が込められたドープシット。93年〜95年の作品と当時のライナーにあります。
98年にまとめられたようで、確か当時はパソコンを持っていなかったのでカセットでまとめてトイレーベルに送った
と思う。YAMAHA QR-10というサンプリング可能なシーケンサーでいろいろやっていた。サンプルタイムが2秒とかだったので
MTRでカセットテープを倍速にしてサンプリング、オクターブ下げて戻すという手法を活用。みんな知ってるね。

disk A
01.URの1stからのサンプリング。あれ、駄作だと思う。
02.日本初のバイオレンス映画といわれる「オールナイトロング」よりサンプリング。
03.空港で売ってるような携帯電話のおもちゃの音をサンプリング。
04.シリコンティーンズのカバー。ヲノデラが喜んだ。
05.3曲目と同じく携帯のおもちゃからサンプリング。始まり方がよい。
06.CASIOのVA-10というボコーダーが売りのおもちゃがあって、それで適当に喋っている。
07.「プロシャ行進曲」の多重録音。
08.キックとピッピ鳴ってる音はヒューマンビートボックスよろしく口で鳴らした音をサンプル。
  リフはノコギリ波をフランジさせている。
09.飴の入っている缶にパチンコ玉をぶつけた音を使いまわしている。
10.ビクターの「Break Beats 50」というCDは当時よく使った。TV番組のジングルなんかにも使われている。
11.YAMAHA RY-20というリズムマシンで作っている。音源付きシーケンサーとして使っていた。
12.RY-20に当時一番安かったMIDI付アナログシンセ「Bass Station」を繋いで。このシンセ音が安っぽい!
13.訪問販売で買わされた教材テープより。英語の教師のフロウが一番よかったのでたびたび使用。

disk B
01.さっきのと微妙に違うのがウザい。
02.RY-20のタムの音のサスティンを伸ばすとこういう音に。よく使った。
03.BOSS DR-5。ねんがんのローランドのおとがてにはいったぞ!ベースラインは「おはよう朝日」のOPより引用。
04.DR-5のみ。DR-5もQR-10もギターのバッキング用の機材だけども、コードとか一切無視して使用。
05.2000円くらいの短波ラジオで拾った半島の電波をループ。
06.インプットで歪ませてガバを気取る。
07.ユニコーンの「ボサノバ父さん」は名曲。
08.きどりっこの曲からサンプリング。きどりっこは再評価すベキ。
09.ヲノデラの「the pop」という曲のリミックス。ケチャです、言ってしまえばね。
10.ヲノデラの「oceangraph」のリミックス。ちゃんと原曲からサンプリングしてる。
11.直訳して「千原」な。でじび石鍋氏に言葉遣いが汚いと言われた曲。
12.CMJKだから「ゴッサムシティ」な。
13.高田君の「actionspace」のリミックス。高田君は未だに何考えてるかわからん。

当時のテクノロジーの具合で、ほとんどラジカセにモノラルで録音されています。
テープのコンプ感とか、味(よりもエグ味がきつい)が出ていていいんじゃないでしょうか。
逆にハイファイな録音だったらば、もっとしょーもない感じになっていると思う。
今だったら、これらをPC上のシーケンスソフトに貼り付けてうまいことトリートメントすることも可能か。

まずやりませんけど。(Takeshita)

SiliconTeens「Sun Flight」のカバーが嬉しい。「outtake」は友人がえらく気に入って、うちに遊びに来る度に聴かせてくれと言っていた。(Onodera)

TOY唯一の2枚組アルバム。内ジャケの手作業コラージュを作成。近鉄の切符とか花博'90の入場券などを無造作に配置する。楽曲としては初期nebulizerのディープな部分を嫌と言うほど感じることが出来る、かなり濃い作品。(Nakajima)
















































































TOY-024.5 optimistik tekno tribe / v.a. (5 Limited) (1998 out)

[1日で制作した限定5枚のコンピレーション]

限定5枚のみ存在するコンピレーション。
1曲目は近畿大学の文化会総務の学祭3日目における実況録音。
2曲目はネブライザーの未発表曲。持ち込んだ機材を直でPCにつないで録音されているのでネブライザー音源で最も高音質で記録されている。
3曲目は中島ソロ。元来のフュージョン趣味を発揮したインプロ作品で急に怖い展開になる。泣く。
4曲目は中島、竹下、三上のセッション。勉強部屋感が強く感じられる怪作。
5曲目がこのCDの目玉、上記3人によるラジオ番組。空手の大会が行われている体育館の隅で録音されているので若干のノイズが乗っているのが残念。中島所有の8cmシングルを無作為にプレイしていく、後のバブルBのワゴンスタイルDJに通じる番組内容。電話ゲストはワーピングアレルゲンのMCワイヤー。
ちなみに、後に中島はハードコアテクノのネットラジオ「覇道チャンネル」においても同様の内容を展開しリスナーの外国人から顰蹙を買っていた。
6曲目は、後のカラテクノの1stに発展するマッシュアップテクノ。当時は東京のハイパーリッチ勢がいち早くこういうスタイルをやっていたが、そうとう影響されたと思われる。
隠しトラックとして「つるピカハゲ丸」のOP曲のドラムンベースミックス。(Takeshita)

限定5枚、って最初から全く売る気が無い内輪のコンピレーション。中島の実家にて、中島・竹下・三上の3人で編集、作成。5曲目、何を喋っているのか聞き取りづらいのが残念。(Nakajima)

この収録に誘われたけど当日仕事で参加できなかった。
LLブラザーズのカバーと「魔法師pt.2」が気持ち悪い。タイトル含めて。(Onodera)
















































































TOY-025 PhRoZeN CReW 97 / PhRoZeN CReW 97 (1998 out)

[中島・阿部によるハードコアユニット]

ハードコアのインストものを作るために組んだ、中島と阿部(ホイ)さんとのユニット。とはいえアルバムにはハードなノイズ系の曲以外にもアンビエントな楽曲などもあり、あまり深く考えずにアルバムを作った割には展開のあるものとなった。「今聴くとブレイクコアとして通用する」と言われそうである。「最破」と「m.o. unlimited」は「地上最強のカラテクノ」からの使い回しである。若干エディットしているが。
当時、大阪は難波のロケッツで開催していたハードコアイベント「エボラオブコア」に、PhRoZeN CReW 97名義でも出演していたが、活動期間は短い。(Nakajima)

ジャケのイメージもあって怖いユニットと思ってた。このアルバム大好きで当時かなり聴いてた。(Onodera)
















































































TOY-026 激突!カラテクノ / KARATECHNO (1999/1 out)
[カラテクノの3rdアルバム]

1998年12月リリースの、カラテクノの3rdアルバム。カルト空手映画「殺人空手」へのオマージュとして制作。速い曲が多く、今聴くと音のバランスも悪いが、全体的なコンセプト感としてやっとまとまった感がある。当時は3回目くらいのスピードキングを開催していた頃で、こういう速い曲ばかりのライブをやっていた。この頃の特徴として、ブレイクビーツを高速で回してガバキックを乗せたような曲が多いが、「世界ケンカ旅行」「熊殺しエレクトロ」など、ハードコアではない路線の曲も作り始めている。
カラテクノのアルバムとして初めて、ワーピングアレルゲンとソニックドラゴルゴによるリミックスを収録しているのも本作の特徴。ワーピングアレルゲンの方は、岸さんの自宅(この当時まだ実家)に行き、徹夜で共同で作った。途中で入る英語ボイスはMCワイヤー氏のもので、当時のワイヤー氏の留守番電話が途中から急に英語になっていて、その部分を音ネタにしている。脈略はない。(Nakajima)

SONIC DRAGOLGOのリミックスがとてつもなく格好良い。
そういえばドラムンベースをちゃんと聴いたのって中島とWarpingAllergenの曲くらい。(Onodera)















































































TOY-026.5 激突!カラテクノ 電光石火 / KARATECHNO (1999/3 out)

[限定配布されたカラテクノの企画盤]

京大吉田寮食堂でのイベント時に、「空手着で来た人にプレゼント」ということで用意した企画盤。とはいえレオパルドン、ガバンゲリオン、C-TYPEのリミックスと、プレゼントに終わらせたのは勿体ないと後日気づく。数年間この音源はお蔵入りにされ、自分でさえマスターを紛失。このアーカイブ作成にあたり、小野寺からマスターCDをコピーしてもらい、やっとこの音源が復活するわけです。(Nakajima)

京都でのイベント時に限定プレゼントされたもので、リミックスが豪華。当時のナードコアを知る恰好のサンプラー。
レオパルドンとjea君のリミックスが特に好き。(Onodera)
















































































TOY-027 ahead / Makoto Nakasumi (1999/2 out)
[THE-O名義だった中住誠のソロアルバム]

「CDが焼けるようになったぞ。」この電話をもらったのが、この作品を作るきっかけだった。電話の主は勿論というか、当然中島だ。当時はCDを作るなんてことはなかなか出来なかったから、有頂天になったものだった。録りためていた曲では少し足りなかったので、
急いで新曲を書き足した。その曲がアルバムのタイトル曲にもなっているaheadだった。
このアルバム「ahead」は基本的には前作「THE-O」を発展させたような内容になっている。半数位の曲が前作と重複しているため、成長ぶりというか、変化がハッキリ分かる。使用しているリズム・マシンや4トラックのカセットMTRは前作と同様だが、2年間空いているだけに、ギター・プレイやヴォーカルに若干の上達を聴き取ることが出来る・・・ような気がする・・・いや、聴き取ってもらえたら良いな。
思い返せば、この時期の俺は「ほんの少しでも良い音を、ほんの少しでもカッコ良いアレンジを、ほんの少しでも難易度の高いギター・プレイを」と本当に貪欲に音楽一般に対して挑んでいたように思う。「確かに言われてみれば、そっちの方が良いけども、絶対誰も気付かないよ、ソレ。」と中島が呆れたこともよくあった(本人が覚えているかどうかは知らないが)。
20代も終えた現在の俺の作品は、間違いなくこの「ahead」よりサウンド・プロダクションも良く、プレイのクオリティも高いものになっている。しかしながら「今、自分が持っている全てを出し切った音」という点においてはこの作品に及ばない様に感じるのも事実。今回ライナー・ノーツを書くにあたり、過去の作品を聴き直してみて、今の自分が忘れていたものを認識出来たように思う。 (Nakasumi)


前作「THE-O」より遥かに洗練されている。打ち込みがそこらへんのテクノの人よりも遥かに上手く、ロックの人でも
そこまでやらんだろう、というくらいに綿密。ミックスバランスも音質も良く、名作。
TOY LABELのリリースで一番聴いた作品だと思う。(Onodera)


99年の3月には自分はもう関東に引っ越してしまうので、それまでで早く作り終えないと、という気持ちと、何だか高校でバンドやっている中住に出会ってから今までの集大成という気持ちがある作品。楽曲はすべて中住によるもので、ミックスとマスタリングを行った。ラストの曲「ahead」が好き。(Nakajima)















































































TOY-028 飛ぶ天秤 / Jun-Peah Onodera (1998 out)
[小野寺によるアルバム]

「Bubble-Bやカラテクノなどで知られる、7年来の盟友・中島敦の主宰するTOY LABELより'99年初頭にリリースされたヲノデラ(阿僧祗1905)
の初CD作品。93年に作曲活動を開始して以来、98年までに作ってきた作品群より「穿った音、キワモノ的音」を中心にコンパイルした
“裏ベスト盤”な内容。ヲノデラの本質を凝縮。期せずして、ヲノデラが以前より実践してきた、安らげない(チルアウトできない、させない)
アンビエント音→「ハードコアアンビエント」の一つの形を作ることになり、リスニングサウンドの常識を覆すこととなった。
ヲノデラは後に、このアルバムとトゥーリスタの活動を経て、阿僧祗1905へ向うことになる。
発表して随分立つのにこれを支持し続けて下さる方がいらっしゃって嬉しい限りです。」(INRのサイトのライナーより)

TOYからこれを出したのは当時CDを作れる環境でなかった小野寺が、竹下・中住とCDリリースされたのが羨ましくて自分もCD作品を作りたかったから。
で、未発表曲も含めてキワモノなベストを作った。ZERO GRAVITYなどの電子音響の影響は深く、また音響以前から、上記ライナーにもあるように 安らげないアンビエントを作ってたのもあり、それらをまとめてみたのが本作。「FACULA」「水面扇」「sleep」など一部カセットで発表してた作品を ステレオで再録できたのが嬉しい。中島が帯に「AMBIENT IS DEAD!」と書いてくれてこのアルバムは完成。
「toli-che!」は大友良英氏率いるGROUND-ZEROのリミックスコンテストに応募して落選した曲。「夢のまた〜」は最後に「ノックは無用!」に出演した郷ひろみのサンプリングがループ。「the sunset ensemble」は小野寺の中学の文化祭の模様を卒業記念にCDに収めたものよりサンプリング。「夢のまた〜」に続いて「今、この時を永遠に」とか言うてるのを潰して一気に現実に引き戻す。左右のアコギ逆ループはCOALTAR OF THE DEEPERSのサンプリング。
「JumpingPattern」は小野寺が初めて作った曲。SH-101をループしてるだけ。当時ライン録音というのがわからず、SH-101は単体スピーカーから鳴らし、ラジカセにマイクを取り付けて録音。途中でテンション上がって机を連打してる。最後は小野寺がラジオに投稿してた頃に採用された模様をコラージュ。
自分の中でポップな曲のベストを出してないのにこちらを作った当時の心境はよくわからないし、このままディープな音楽を作ろうという気もなかったし、多分「表版」も作りたかったんだと思うけど、今のところ「表版」を作るつもりはない。そもそも今回のDVDが表も裏も内包したものになったなー、というのが今の心持ち。
「表版」、また気が向いたら作ってみます。(Onodera)

小野寺の作品のセルフセレクションによるアルバム。ジャケの秀逸なアートワークも含め、コンピュータ(Windowsなど)を一切使っていないのが凄い。ライナーノーツでさえ小野寺家のMSXのインクリボンプリンタ
でプリントされている。
小野寺楽曲はやはりデジタル録音でハイファイにしてこそ、その繊細さが活きてくるので、このアルバムはまさにこの時点での集大成といって過言ではなく、全体のまとまりの良さも先に出たCHRONO2作品を凌駕している。
自分が99年3月に関西を離れる直前は、中住のアルバムといい、集大成的な作品の制作に携わり、すべて間に合って良かったと思う。(Nakajima)
















































































TOY-029 Sound of XR1 / makoto takeshit (1999 out)

[竹下の楽曲の中島の選曲によるアルバム]

中島選曲のネブライザーこと竹下誠の編集盤。
XR 1とはコニカのカセットテープ。布施で安く売っていた。

01.ミック宮川のASA-REN5.
02.ジョンメロン「エフェクター」のリミックス。お前ベースライン鳴らしたいだけやん!
03.7拍子のアシッド。
04.「optimistik tekno tribe」を録音しに大津へ行く際の京都駅の録音。LRで微妙に違うエディットでのステレオ感。
05.高田和弘のデモテープの曲のリミックス。QR-10とDR-5のMIDI同期。
06.ケラの曲のカバー。打ち込みがダサい。
07.神戸のDJ、KNGWさん提供のAVのコラージュ。おっさんの必死なトークがキモい。まだ5時か…。
08.新潟かそこらへんでミニコミを作っていた鈴木希望さんがキュープラス平川プロデュースで出した曲「882」、
それのリミックス。ダルマーダルマーアーヒールー。
09.「882」の別ミックス。原型ナシ。
10.ハイパーリッチの「任天堂師セガソニー」のセリフを適当に。
11.「882」のイントロのセリフを使ったブレイクビーツ。お母−さーん。
12.パワフル湿気とりのリミックス。平川くんとヲノデラのライブの模様を引用。縦笛のタメとかムカつくな。
13.キュープラスに影響された矩形波使いのトラック。
14.「ROBOTCH」のためにアニメのEDからサンプリングしたトラック。途中モタるのはQR-10の仕様。
15.グレネード弾を搭載したタクシー。MKタクシー。
16.オンリーワンになれなくてもいい、その他大勢のうちの一人。
17.パワフル湿気とりのリミックス。DENONのデカいMTRで多重録音。そのMTRは先日捨てた。
18.RY-20で作った最初期の曲。ライブの際、中住君が絶賛した。タイトルは井上三太のいちばんマイナーな本より。(Takeshita)

nebulizer、squiggleなどの名義で大量にある竹下誠の音源の中から中島がセレクトしてコンパイル。なのでmakoto takeshit名義となっている。XR-1とはスーパーで68円くらいで売っている激安テープで、当時竹下はよくこのテープを使っていたことから、このテープをモチーフとした。(Nakajima)

名曲「tamashiirettsha」収録。竹下の曲で初めて聴いたのがこれ。
「やせるない気持ち(remix)」のサンプリングで聴けるCuePlus平川の歌い方格好良い。(Onodera)
















































































TOY-030 The GODHAND Experience / KARATECHNO (1999/10 out)

[カラテクノの4thアルバム TOY LABEL初プレス盤]

1999年10月、カラテクノの4thアルバムにして、TOY LABELとして初のプレスリリース。当時はプレス代が今の3倍はしていて、非常に金がかかったので、郵便貯金を切り崩してプレス代を捻出した。上京してから初の作品であり、またカラテクノとしてMANIC DEPRESSIONの近藤さんとの出会いがあり(渋谷のブルースリーショップ「アルバン」で出会った)、ナードコアという括りでクイックジャパンに特集されるなど、色々と転機となった1枚。1000枚プレスし、手売りと委託のみで完売した。
ジャケデザインはMANIC DEPRESSIONのCDジャケデザイン初仕事であり、この後IDというミニコミ誌でひさうちみちお氏のジャケット寸評コーナーで金賞を受賞する。
楽曲的には、MODで作るハードコアテクノという分野では大概やりたいことができた。どの曲も各チャンネルごとにパラアウトしてミックスダウンしており、カラテクノのこれまでの4作の中では一番音質が良い(とはいえ汚い)。「VHS VALE-TUDO」では高野(レオパルドン)・中島・梶(当時のメンバー)によるラップも録音。歌詞カードがジャケ裏一面にあり、読むと何とも無茶なリリックであることが分かる。「GODHAND EXPERIENCE」は当時QJの企画でジョン・ロビンソン氏に聴かせたところ、曲の打ち込み具合をほめられたり、何かと思い出深い作品。京都精華大学、京都大学、電通大学などでの学祭ライブや、他にも色々とライブ活動を繰り返し、NHK BS-2「真夜中の王国」に出演したりと、カラテクノとしての活動がもっとも活発だったのが1999年のこの作品を出した前後。
そして翌年(2000年)秋、活動休止する。(Nakajima)

TOY LABEL初プレス作。ミックス・マスタリング力も一気に増した感じで、気合を感じる。また、ハードコアとは言え、聴き易くポップでもある。
中島より送られてきた時、「TOY LABELはここまで来たか」と物凄く感動した。(Onodera)

何をして、どこで、どのように生きていけばいいかわからず、彷徨う。皆そんな経験があるかもしれない。そんなことの繰り返しをやっていた20代前半。僕はカラテクノと出会った。そしてまた、それに救われた気がする。
地元の広島で空手をやっていた。空手「ばかり」やっていたともいえる。もちろん極真だ。ある日後輩に「先輩、聴いてみてください」と一枚のCDを渡された。アーティスト名は、カラテクノ。どうやら空手とテクノを合わせた造語らしい。そしてタイトルには「The GODHAND Experience」とある。
GODHANDという文字とジャケットの絵を見て、明らかにそれは極真の世界を模倣したものだろう、ということがわかる。当時僕はバリバリの極真信者だったから「空手をナメてる。ふざけやがって。ショボイ作りだったりしたら制作者を討ちに行くぞ」と思った。極真を愚弄する輩がいたらそいつら確実に殺る!そんな信念の元に生きていた23歳だった。当時はまだ茶帯。

そのようにピリピリしていたのだが、しかしCDを聴いて頭がクラッシュした。解った、このCDはパクリでもお茶楽気でも何でもなく、完全に極真の世界をリスペクトして作られた作品なのだと。「こいつら解っている!そうそう実は僕がしたかったのもこういうことなんだよ。取りたかったのもこういう姿勢なんだよ。」カラテクノのCDの中身が、その楽曲たちが、僕の気持ちを見事に代弁してくれていた。
それは何かというと音楽性は二の次、まず空手・極真という世界に対する愛である。極真と聞いて多くの人が浮かべるイメージは、まず空手バカ一代の世界であり、そして地上最強のカラテの世界などである。それらは梶原一騎の創った一大カルチャーだ。メインカルチャーのようでいて実は巨大なサブカルチャー、そんな梶原一騎の作り上げた偉大なる世界観、それが極真という組織を世間に認知させ、また社会的評価を上げるに至った。多くの人は、そのイメージでの極真という世界を好む。僕もその一人だった。
極真ってこういう世界だよな。こういう表現方法もあるんだよな。僕が感じていたのもそういうことなんだよ。わかるなあ。うんうん素晴らしいよ。と、一発でカラテクノのファンになったのである。
ちなみに、ドラムンベースとかガバとかいう音楽ジャンルについてはさっぱり解らなかったが(今も解らない)とにかく曲のノリの良さとそのメッセージ性に惹かれた。

そして聴き終わった後には「なぜだ!」と叫んでいた。なぜだ、というのは「なぜ僕にはこういうことができないんだ!」という意味であり、また「なぜこんな(馬鹿馬鹿しくも真剣な独自の世界や、そんなCDを作ったりできる)連中が世の中にいるんだ!」ということであり、すなわち「こんなことが出来るやつらがいるのに、なぜ僕はもっと自由に生きられないんだ!」という感情の表れでもある。
僕もロックという音楽をやっていたが、ロックでもそういうことができないのか。カラテロックっていうのはどうなんだ、と考えたが、田舎ゆえ同志が居なくて頓挫した。それ以前に、彼らのようなクォリティを出せる自信がない。
こいつらスゲエよ!
感情が一変していた。最初に感じた大きな憤りは、深い嫉妬に変わっていた。カラテクノに強烈に憧れた。当時生き方が解らずもがいていた僕を、なんだか大きく包んでくれたようだった。といったら大げさか。でもあのCDが「お前の好きなように生きればいいじゃないか」そんなふうに語りかけてくれたような、そんな気がしたのだ。当時の自分にとって「The GODHAND Experience」というCDは衝撃だった。

時は経ち、縁あって、いつしか僕はカラテクノのメンバーになっていた。また新しく楽曲たち(愛すべきものです)も生まれた。ライブも幾度かやった。胸に電子音楽の刺繍を入れているのに、相変わらずテクノのことはわからない。でも、あのCDを聴いたときに芽生えたどうしようもない熱い感情は今でも心に残っている。
まだ僕の中で、何かが燃やし切れてない気がする。まだしたいことが何も出来てない気がする。カラテクノをやっていても、あのころのカラテクノには到底勝てない気がする。そんな気がするのに、それでも大人になってしまった。もう30歳だ。不思議と、なんだか熱い物が冷めかけている感じがしている。
でもいい。僕もカラテクノの中で表現者になることができて、あの頃受けた衝撃を、少しでも吐き出せている気はするから。このまま大人になっていくけど、それでも空手を続け、カラテクノを聴いて(またライブして)いる限り、熱い気持ちの火種が消えることはないと思うから。大したものじゃないけど、それが僕なりの表現方法だと思っている。
若くしてもがいていた中、背中を押してくれ、ふと未来が見えたと感じた一瞬。そんな青臭くて熱い気分を、今でも「The GODHAND Experience」を聴く度に思い出す。(Kei Okamoto)































































































































































TOY-031 金持ち男'90 / BUBBLE-B (2000/4 out)

[中島のプロジェクト、BUBBLE-Bの1stアルバム]

2000年4月、BUBBLE-Bとして初のリリース。BUBBLE-Bという名前は98年くらいからDJ名として使っており、「バブル期の曲を回すから」バブルであった。なぜこのアルバムを出すことに至ったかというと、ハードコアテクノをやるカラテクノとしての曲作りに行き詰まったということと、ノンコンセプトでスカスカな音を作りたい、クラブのDJブースでライブができるような活動をしたい、といった思惑があったため。自分の好きな物とかオタク的なネタをテクノに乗せるこれまでのいわゆるナードコアとは逆に、全く興味も思い入れもないものをサンプリングする方がある意味暴力的なのではないか、そしてガバとかハードコアでやるよりも、普通のテンションで普通に聞ける音の方が伝わるのではないか、という考えがあり、最初は実験的に「ネタモノテクノ」というユニット名をでっち上げ、カラテクノと平行して活動開始。そのうち「潟lタモノテクノロジー」からDJ名であった「BUBBLE-B」名義へと収束される。
カラテクノでの活動の反動からか、かなりの勢いでスカスカで意味のない楽曲ができあがり、2000年4月リリース。リリース当初は全く売れなかったが、FPMなどのプッシュがあり、ある地点を境に急に売れるようになる。
BUBBLE-Bは、当初はハイパーリッチで活動していたIQ300との二人組ユニットであり、「おまえとボンバヘッド」はIQ300氏がこの当時に書いた1曲である。
CDは全部で90曲分のトラックがあるが、17曲目から88曲目までは、それぞれ5秒の空白が続くだけという嫌がらせな仕様であった。また、1曲目「バブルアンセム」の「さあバブルの波はそこまで来てますよ」という声の主は、金谷ヒデユキである。タチアキさんにもらったビデオからサンプリング。たまに聞き直すと吹く。(Nakajima)


突如スカスカの音に至ったので驚いたけど中島の本質に一番近いかなーと思った。「メッセージヨロシク」とか、今に始まった話じゃないし。「F1の曲」っていうタイトルが好き。
当時TRANSONICがFANTASTIC EXPLOSIONなどで絶頂に達してた頃、京都のTRANSONICのパーティーで永田さんがテンション高くして「BUBBLE-Bは凄いねえ」と大絶賛したりパーティー内のDJがかけたりしてた。BUBBLE-Bの話を永田さんとした時、話す前に「中島君とは仲悪くなったの?話しても大丈夫?」と訳のわからない気を遣われたのが印象深い。またTRANSONICプレゼンツのTMVGか何かのイベントでリキッドルームで700人を前に「イマキタ」を演った話を聞いた時は痛快だった。TRANSONICに唯一ガバを持ち込んだBUBBLE-B。(Onodera)

発売から7年も経つが、未だにTVで福澤アナを見かける度にこのアルバムを思い出す。ループミュージックにおける刷り込みの恐さを身を持って体験した1枚(笑) (DJ CHUCKY)
















































































TOY-032 ROBOTCH2001 / v.a. (2001/9 out)

[コンピレーションCD]

コンピレーションアルバムとして、初プレス。TOY-007「ROBOTCH」みたいな聞きやすい感じの楽曲中心にコンパイル。しかしながら、TOY-007「ROBOTCH」という元ネタが誰も分からず、セールス的には苦戦。しかもディストリビューター(タワレコやHMVに卸す中間業者)がある日を境に急に音信不通になり、売り上げの振り込みがいまだに1円たりとも無いという状態。同じディスリビューターを通していた天誅も、同様の目に遭ったらしい。インディーズ業界残酷物語である。
収録曲はどれも完成度が高く、TOY LABELのショーケース的なコンピレーションとしては、よく出来すぎているくらいである。楽曲のハイライト版がGROOVE誌付録CDに収録される。(Nakajima)

小野寺は阿僧祗1905として参加させてもらった。ガバ君(shex)と「うちらだけ音が暗いねえ」などと話した。
これ、コンピレーションアルバムとしてのクオリティが相当高いので今でもいろんな人に聴いてもらいたいと思う。全員凄いから。(Onodera)
















































































TOY-032.5 CRACKED BEAT / みやっち (2001 out)
[みやっちのライブ・ドキュメンタリー]

B'zの楽曲をペットボトルマイクで絶叫する謎のシンガー「みやっち」が、福井大学の学祭で実行委員会の制止を振り切り、B'zの楽曲を絶叫し続けるという狂った内容のライブアルバム。途中、実行委員とガチケンカする模様もすべて収録。(Nakajima)

あれは僕が大学1年の頃。
当時僕は、軽音楽サークルに所属しており、学園祭での先輩のライブ演奏ではサクラとなって
ステージの真ん前でヘッドバンギングをするというしきたりがあった。

僕はそういうのがイヤでしょうがなかった。
ステージで繰り広げられるへたくそなライブをくだらねぇなあ思い、ふとステージのとなりになるペンギン池と呼ばれる小汚い池をチラッとみると、浅黒いヒョロっとした男が、ラジカセから流れるB'zの曲にあわせて無我夢中で歌い、踊り狂っていた。

これがみやっちとの初めての出会いだった。

TSUTAYAと書かれた青い袋から取り出したCDから流れるB'zの曲にあわせて一心不乱で踊り狂うみやっちに惹かれて
どんどん人だかりが出来てくる。

これはみやっちのパフォーマンスが凄すぎるからにすぎない。いろんな意味で。

そして、そんな盛り上がりを妨げるものが現れる。

大学祭実行委員会のやつらだ!

大学祭での出店やライブには実行委員会に届けを出す必要があった。
もちろんみやっちは申請をしていないので、みやっちライブが盛り上がってくると実行委員会が中断させにくるのだ。

しかしみやっちはそんなことではめげない。
中断しては新しい場所を見つけ、ゲリラライブを続行。そして中断、ライブを繰り返す。
移動時は、みやっちファン(全員酔っ払い)が列をなしたこともあった。

こんな素晴らしいライブをするみやっちをなぜ実行委員会は認めようとはしないのだろうか。
きっと自分たちの企画より盛り上がるみやっちライブに嫉妬していたにちがいないのだ。

こうして僕が大学在籍時には必ず学園祭でみやっちライブが行われていた。

そして僕が卒業する年の学園祭の前日。
生協の食堂に一枚のフライヤーが置いてあった。

「今年もあの男が帰ってくる。。。
               みやっちライブ2000」

(これのフライヤーはみやっちが以前住んでいた大学の寮の後輩が作ったものだということが後から分かった)

今年こそ、みやっちライブを音源として残し、後世に伝えなければならない。
そんな衝動に駆られて、DATウォークマンを持ち出し、学園祭会場に我々は向かった。

このアルバムはそんな「みやっちライブ2000」の模様を余すところなく収録した貴重な音源である。
みやっち特別インタビューも収録しているので、心して聞いて欲しい。
GLAYの20万人コンサートについても言及している点も非常に興味深く、時代の流れを感じることができるだろう。

翌年、僕は仲間と一緒に当時地元で一番大きなホールイベントを開いた。
その際、東京からBUBBULE-B、DJ JARECOをゲストで呼んだ。
そしてみやっちも呼んだ。

他のアーティストがLINEでPAに音源が送られる中、あえてみやっちだけラジカセから流れるB'zの曲をマイクで拾ってPAに送るセッティングが施された。これは「みやっちライブはマイクで拾った方が臨場感が出る」という僕の意向だった。

この時のみやっちライブは最高傑作であった。
同時に、彼はホンモノだったということを誰もが悟った。

このみやっちライブを見て、いたく感銘を受けたBUBBLE-Bの手によって
「みやっちライブ2000」がTOY LABELからリリースされた。

この頃からBUBBLE-Bと親しくしてもらっている。DJ JARECOにいたっては、なぜか今では僕の上司だ。

人生会いは、大切だと思った。

(Icchie (EARPHONES))
















































































TOY-033 BUBBLE FEVER / BUBBLE-B (2002/4 out)

[BUBBLE-Bのマキシシングル]

天誅のどぶ大根スタジオにて、勢いのみで制作したトラック「BUBBLE FEVER 1990」は、当初はリリースする予定は無かったが、リミックスを収録してミニアルバムとして改めてリリースしたのが本作。TKを意識したトラックではあるが、聴く人が聴くと「どちらかといえばDA」と言われることがあるようだ。
BUBBLE-Bとしての唐突な歌物リリースであり、ネタでやっている、マジでやっている、の線引きが全く分かってもらえず、しかもライブではこの曲はやらないため、セールスには苦労した。当然か。原曲も、勢いで作ったのはよいが、アレンジにしろ歌詞にしろ、もう少し練り上げる必要があったのかも知れない。笑いを求めるのであれば、逆にシリアスに作らないといけないと思い知らされる。とはいえ今作に収録したリミックスは珠玉の作品揃いである。
セルフリミックスである「BUBBLE FEVER 1990 -Oh Ah Ah Mix-」は、TMNのEXPOに収録されているバージョンの「WE LOVE THE EARTH」のアレンジを完コピしたものである。(Nakajima)

DJ Shimamuraとガヴァンゲリオンのリミックス格好良い。
うちの母親が「サイコメトラー英二ふたたび」を気に入っている。(Onodera)
















































































TOY-034 Air Compilation vol.1 利尻 (2002/4 out)

[環境音CD]

突然、コンデンサマイク+DATで拾った環境音のリリースに走った本作。北海道の利尻島に冬に上陸した時の、あまりにも何もない状態の離島の音を延々収録している。再生してもサーといった音に遠くの方で鳥が鳴いているだけという状態が数十分続き、終わるだけである。(Nakajima)
















































































TOY-035 Air Compilation Vol.2 利尻 (2002/7 out)

[環境音CD]

VOL.1に続き、VOL.2も利尻島だが、今回は夏に上陸した時の音を収録。野鳥の鳴き声が綺麗に収録されている。また、2枚組にて、利尻島をバイクで一周した時の車載映像も収録。(Nakajima)
















































































TOY-036 Air Compilation Vol.3 礼文 (2002/7 out)

[環境音CD]

第3弾は礼文島に上陸した時のもの。礼文島は利尻島に比べると野鳥などが少なく、本当に風の音のみの収録となっている。(Nakajima)
















































































TOY-037 Air Compilation Vol.4 (2002/9 out)

[環境音CD]

第4弾は、沖縄は座間味島にて収録。ビーチの音、無人の展望台での音など。ビーチの音が結構リアル。(Nakajima)
















































































TOY-038 ぞっこん!バーベキュー / BUBBLE-B (2002/11 out)

[BUBBLE-Bのマキシシングル]

ボーカルにスマイルハンターズのEnjo-G氏をフィーチャーして制作した楽曲を中心に、BUBBLE FEVER同様リミックスを収録。レジャー感、グルメ感をサブカルチャーの代替として扱い、一周して健康的になったというのが本作のコンセプト。
ジャケットデザインはマニック近藤さんによる、油絵! 内ジャケのコラージュも近藤さんによるもの。ジャケットとしてはTOY史上相当手が込んでいる作品でもある。また、本格的に全国流通できたのもこの作品が初で、渋谷や新宿のタワーレコードに営業に行ったのもよい思い出。これでも視聴機に入ったりしたのですよ。
ラストの曲「地獄のバーベキュー」は、地獄車が活動休止していた頃の下條氏にボーカルをお願いし、沖縄の地獄車の1stがレコーディングされたスタジオにてボーカルレコーディングし、あとでオケを作成した楽曲。
それにしてもリミックス楽曲が充実している。(Nakajima)

衝撃的な出会いだった…
あるとき、高校の音楽室から激しく攻撃的なドラムとベースの音が。でもなぜか心地いい。
何なんだろう?この音は?
後にその音楽は「ドラムンベース」というジャンルだとわかるが、その時は聞いたことの無いリズム感に、まるで脳天から鉄槌で殴られたような感覚であった。
そして何かに導かれるようにその音を頼りに音楽室へ。ドアを開けるとそこにはBUBBLE-B氏がいた。

中学までサッカーに打ち込んでいたが、高校に入ってまもなく友人から借りたバイクで事故って以来、サッカー部を辞めさせられ、何もない、ただただ日常だけが流れる怠惰な生活を送っていた。
しかし、若さゆえの悶々とした情熱だけは体に染み込んでおり、やり場の無い気持ちをとにかくぶつけてみたいと、活動する何かを俺は求めていた。


そして音楽室にあるパソコンと対峙していたBUBBLE-B氏がオレに気づき、目が合った瞬間にオレは思わずこんな言葉を彼に突きつけたのであった。
「オレとバンドやらないか?」
それからこのユニットが…というのはまったくデタラメでウソ。オレサッカー部じゃないし、高校時代にバイクで事故ってない。

大体、こういうことをやるきっかけというのはドラマチックなことはなく、なんとなくそのときの勢いではじめるものだ。
BUBBLE-B fuat. Enjo-Gの「ぞっこんバーベキュー」もBUBBLE-B氏が出演するイベント後の、朝の日差しが心地よいデニーズ(吉祥寺店)で「ぞっこん!って言いながら肉を焼く曲とかあったらいいっすよね!!」という勢いだけで何も考えずに、面白いかどうか判断つかない朦朧としたクラブ明けの気だるい気持ちの中、硬くなったフレンチトーストを目の前にして言った一言が始まりだった。
今思うとまったく面白くもないのだが、その時は盛り上がり「いいっすねえ、面白いですよ」「じゃあオレ歌うんでPVとかとりましょうよ!」なんていうやり取りをうっすら憶えている…


それがまさかレコードとかCDになるとはねえ。しかもライブまでやらせてもらってる。
いろいろな場所でライブするのは有難いし、なにより楽しい。オーガナイザーに方々、有難うございます!


そして今年はBUBBLE-B fuat. Enjo-G共々30代になる。
「若さ」にはない渋味がある情熱をこれからもぶつけていくので、これからも宜しくお願いします!!
(Enjo-G)

ヒットチューン。Enjo-Gさんの声格好良いなあ。
「溺死博物館のバーベキュー」はテクノユニットTANZMUZIKを彷彿とさせる音と構成に驚いた。自分がDJする時に使わせてもらってます。
先日BUBBLE-B feat.Enjo-Gのライヴを見に行った時に「初めて」Enjo-Gさんにお会いした。良い人だった。しかし「お久しぶりです!」って言われた。(Onodera)
















































































TOY-039 ガモリ / BUBBLE-B (2002/11 out)
[BUBBLE-Bの未発表曲集アルバム]

2002年時点での未発表曲を集め、CD化したもの。この年の音楽即売会M3に出展するために制作する。収録楽曲で「〜2001」と付いているものは歌謡曲のリミックスで、当時オルガンバーでやっていたイベント「ブートレグサイエンス」にて、ゴリラアディクトのアディクト君とのユニットで作った曲などもここに収録。また、BUBBLE FEVERのみやっちカバーが含まれているのも特徴。いっちーが無理矢理歌わせている感が漂っている。(Nakajima)

「宇宙回転温泉のテーマ」は「M.a.c」「MILLIO」といったMutingMuteの気持ち悪い曲シリーズの続編だと思ってる。
「悲しい色やね2001」を聴くと何故か佐伯誠之助君のライヴの最後の自前アンコールを思い出す。(Onodera)















































































TOY-039 ガモリ / BUBBLE-B (2002/11 out)
[BUBBLE-Bの未発表曲集アルバム]

2002年時点での未発表曲を集め、CD化したもの。この年の音楽即売会M3に出展するために制作する。収録楽曲で「〜2001」と付いているものは歌謡曲のリミックスで、当時オルガンバーでやっていたイベント「ブートレグサイエンス」にて、ゴリラアディクトのアディクト君とのユニットで作った曲などもここに収録。また、BUBBLE FEVERのみやっちカバーが含まれているのも特徴。いっちーが無理矢理歌わせている感が漂っている。(Nakajima)

「宇宙回転温泉のテーマ」は「M.a.c」「MILLIO」といったMutingMuteの気持ち悪い曲シリーズの続編だと思ってる。
「悲しい色やね2001」を聴くと何故か佐伯誠之助君のライヴの最後の自前アンコールを思い出す。(Onodera)















































































Impedance Z / Z80A (1995 out)
[Z80Aのクリップ集]

MSXで制作した楽曲に、MSXで適当に制作したりMSX-FANのAVフォーラムからパクった映像をMIXして作られた、適当なクリップ集。最後の曲「include」の映像は瀬田川から石山寺。これが地元。「映像」フォルダに収録。(Nakajima)
















































































PSG-002 OPEN"GRP:" / Z80A (1995 out)
[中島によるプロジェクト、Z80Aのミニアルバム]

大学に入学するまではシンセサイザーは無く、家にはエレクトーンとMSX2+しか無かったので、打ち込みをしたけりゃMSXで作るしかなかったので、必然的に出来たアルバム。当時、受験の真っ最中なのに、こそこそと隠れて楽曲制作に勤しんでいた。(Nakajima)

MSXが織り成す分厚いアシッドテクノ「Quaf」が格好良い。(Onodera)















































































PSG-003 ERUPTION / Z80A (1995 out)
[Z80Aの2ndミニアルバム]

前作からまだ全然経っていないのに、とにかく時間とストレスだけはあったので、勉強そっちのけで楽曲だけはすいすいとできあがり、2つめのアルバム完成となった。Aphex Twin「On」をカバーしたのもよい思い出。(Nakajima)

それにしてもBASICプログラムでこれだけ曲を書き倒してたのが凄いなあと思う。
APHEX TWINのカバー(コピー)が良く出来てる。 (Onodera)















































































PSG-004 EFFECTOR E.P. / JOHNMELON (1995 out)
[JOHNMELONのマキシシングル]

相変わらず手書きの汚いジャケしか作る環境が無かったので仕方がない。ジョンメロンのEFFECTORのリミックス集ということで、有り余る時間を利用して制作。ストイックなネブライザーMIXとポップなCHRONO MIXが秀作。(Nakajima)

普通に格好良いリミックス集になってるが、CHRONOのリミックスがさっぱり意味不明。
手前味噌にもならない。(Onodera)















































































PSG-005 やるせない気持ち / パワフル湿気とり (1995 out)
[中島によるプロジェクト、パワフル湿気とりの1stアルバム]

何を考えているのかさっぱり分からないが、とにかく当時は低音を歪ませて、適当な素材を載せていればそれでノイズとして人に聴かせられると思っていたので、このような曲ばかりを作っていた。曲の切れ目がテープで聴くとよく分からない。(Nakajima)















































































PSG-006 IONFISH e.p. / MutingMute (1996 out)

[MutingMuteのミニアルバム]

MutingMuteの1stアルバム「PAJERO」の1曲目「IONFISH」のリミックスを収録したミニアルバム。originalとあるがオリジナルよりもBPMが速い。(Nakajima)

手書きで丁寧に曲名がかきこまれたパッケージが近寄りがたさをかもし出すEP。
阿僧祗のやたらとしつこいトリートメントがなされたリミックスが出色。(Takeshita)
















































































Playground Resistance / squiggle (1997 out)

[竹下のプロジェクト、squiggleのアルバム]

nebulizerで発表できないような習作的なコラージュとかアイデアの断片がsguiggle。
無意味に古いカセットテープで録音したりしたので特に音が悪い。当時は暴力温泉芸者とか流行っていたので、やり方をパクっている。暴力温泉芸者がノイズでなくテクノ指向だったら…。小野寺のレーベルINRから何作かテープを出させてもらいました。入試でコラージュネタを隠し録りするのに気がいって、そこの大学に落ちたりしたのもいい思い出。 (Takeshita)